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シュトックハウゼン「シュティムング」に関する二、三の事柄

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こんなブログでも何かしら役に立っているみたいで、先日のツィンマーマンのレクイエム公演に関するツイッターを見ていると、作品の予習に使っていただいた方が何人かおられたようでした。
ならば同じくサントリーサマーフェスティバルの目玉のひとつ、明日のシュトックハウゼン「シュティムング」公演に際し、下記のネット文献を紹介しておこう。Stockhausen Verlagから出ている2枚組CD(Stockhausen Edition no. 12)の解説文と同内容のもので、おそらく日本語で読めるもので最も詳細なものだと思います。未読の方は是非目を通していただきたい。

http://www001.upp.so-net.ne.jp/kst-info/linerNotes/CD12/Stimmung.html

残念ながら譜例が省略されているので、その驚くほど精緻に書かれた譜面が如何なるものか、なかなか想像もつかないかも知れません。これは先ほど紹介したCDの分厚いリーフレットに何葉も収録されていて大変参考になります。必要最小限の記号だけで演奏者の直観あるいは即興に多くを委ねるタイプの作品とは全く異なり、かなりびっしりと書き込まれている感じです。
できれば公演前にCDの詳細な感想など書きたかったのだが時間がありません。またの機会にしたいと思いますが、ほんの少しだけ。全部で51のセクションのうち第19セクション。ヒナ=ア=テュアテュア=ア=カカイというハワイの神様の名前を唱えるところ、どうしても笑ってしまう。カイカイカイカイ・・・・と猛烈なスピードで発語されると関西人の耳には痒い痒い痒い・・・と聞こえてしまうので、ちょっとこれはなんぎやなぁと(笑)。もっともここで笑うのはちっとも不謹慎じゃなくて、作曲者も草葉の蔭だかシリウス星だかできっと許して下さるだろうという気がします。昨年の「歴年」の寒いギャグとか、シュティムング後半に出てくるエロい詩の朗読とか、これらは作曲家のサービス精神の発露なのか、それとも日本でいうところのオヤジギャグなのか謎ですが、笑ったり「寒っ!」とつぶやいたりはアリだと思うのだが。
(この項終り)
by nekomatalistener | 2015-08-28 23:37 | CD・DVD試聴記
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